【サンブレイク】最大の謎「キュリアとは何だったのか？」についての考察【モンハンライズ】

多分解決していないキュリア問題

サンブレイクのネタバレを多く含みますので、ボーナスアップデートまでの内容クリア後に読むことをオススメします。

当初、ガイアデルムを倒したことでキュリアの問題は解決した感がありましたが、ガイアデルムはキュリアの親玉という訳では無く「共生関係にあるモンスター」です。

ガイアデルム自体は地中に生息してエネルギーを求めて地中を移動しているモンスターです。
キュリアと共生関係にあり、地下深くから地上へとキュリアを派遣し、キュリアが地上で精気を回収。
地下に帰ってきたキュリアからエネルギーを回収。という動きを取っています。
(これキュリア側にメリットある？しかも結晶化させられてるし…）

ガイアデルムが地中に生息しているのは「暗い所が好きだから」という訳では無く、地上に出ようとするのを「メル・ゼナ(以下メルゼナ)」が妨害しているからです。
作中で大穴付近でメルゼナが確認されていたのは、大穴をあけて地上に出ようとするガイアデルムとメルゼナが戦闘していた為でした。
ストーリーを進めていくと判明するのですが、元々メルゼナは王国&エルガド民の味方でした。
戦いの中で、ガイアデルムがメルゼナに対しキュリアで攻撃。
しかしなんとメルゼナがキュリアと共生関係を築きます。←これがストーリー中で戦う事となったメルゼナ。
メルゼナはある意味冤罪気味に狩られてしまった部分があるかもしれませんが、王国に被害をもたらしていたのでしゃあなし。

ここまでの事を踏まえると、最初にガイアデルムと戦っていたメルゼナが「原初を刻むメル・ゼナ」という事が分かります。
つまり、「原初を刻むメル・ゼナ」は特殊個体という訳では無く「原種」であり、
通常の「メル・ゼナ」はキュリアと共生関係を築いた「特殊個体」という事が分かります。(書いている自分自身も良く分からなくなってきました…）

とまぁここまでキュリアやガイアデルム、それを取り囲む環境について書いてきましたが、1つかなり大事なのに作中で明らかにならなかったことがあります。

それは、「キュリアはどこから来たのか？」という事と「共生関係におけるキュリア側のメリット」です。
ガイアデルム戦後の演出でガイアデルムの背中からキュリアが飛んでいく様子が見えます。宿主が倒された事で結晶化が解けたのでしょうか…
その後の彼らは別の宿主/巣を探しにいったのか、それとも自分たちの本当の拠点に帰っていったのか。
原初メルゼナ戦後のムービーでキュリアを倒しましたが、全滅はしていないでしょう。　　　

もしかしたらなのですが、キュリアは吸収した精気を自身の体内に保管できない関係で、その貯蔵庫を求めていたのではないでしょうか。
作中ではモンスターがキュリアのエネルギーを受けると傀異化してしまう事が明らかになっています。
(古龍に関しては傀異化してしまいますが、克服できる。イヴェルカーナは傀異化しなかったのは大人の都合なのかそれとも…)

この事から、どこかに吸収したエネルギーを保管したいけど、保管先の生物が暴走してしまい困っていたキュリアが偶然見つけた「暴走しない保管先」というのがガイアデルムだった。
と考える事ができるのではないでしょうか。
とりあえずキュリア側のメリットはこれで説明できますかね。
他の理由として、もしかしたらメリットとかは関係なく、映画「怪盗グルー」シリーズに登場する「ミニオン」の様に、最強の主に仕える事を求めていたのかもしれません。(ある種の依存？)

「共生関係におけるキュリア側のメリット」については、何とか説明が付きますが、「キュリアはどこから来たのか？」は流石に作中の情報だけで考えるのは非常に厳しいです。
まぁ完全に全てを作中で明らかにするよりも、多少謎を残した方が考察のしがいがあっていいとは思いますけどね。

モンスターを暴走させる原因となるキュリアですが、ハンター側も「伏魔響命」スキル等でキュリアを活用している部分もあり、研究の方向によっては夢のエネルギー源になる可能性も秘められているのかもしれません。(明らかに代償として命を削ってるけど…)

以上になります。今後サンブレイク版公式設定資料集が発売された際は、キュリアの秘密について記載される可能性があるので、期待したいです。